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CONEXIOBlackBearの設置方法について


コネクシオのテックブログをご覧いただきありがとうございます。
テックブログでは、ちょっと役立つ技術情報やコネクシオの製品を使ってできることを紹介しています。

今回は、お客様からご質問いただくことが多いのですが、
当社IoTゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」の設置方法についてご紹介します!

目次[非表示]

  1. CONEXIOBlackBearの設置場所
    1. 制御盤内の場合
    2. 制御盤外の場合
  2. LTE電波強度の確認方法

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CONEXIOBlackBearの設置場所

制御盤内の場合

大体お弁当箱サイズのCONEXIOBlackBear本体が、制御盤内に収まる場合は制御盤内に設置します。ここで注意していただきたいのは、制御盤が金属でできている場合、無線電波が減衰してしまうことです。このような場合は、CONEXIOBlackBearからケーブルを制御盤の外に伸ばして、制御盤の外にアンテナ(*1)を設置します。

制御盤外の場合

制御盤内にCONEXIOBlackBearを設置できるスペースが無い場合や、制御盤の情報ではなく他に設置されたセンサーなどのデータを取得する場合などは、制御盤の外に設置することになります。ここで注意していただきたいのは、CONEXIOBlackBearの防塵防水性能はIP40だということです。

そのため、細かい埃が多い環境や水で濡れる可能性がある環境では、防水ボックスにCONEXIOBlackBear本体を封入する必要が有ります。防水ボックスがプラスチック製の場合は無線電波への影響はありませんが、金属製の場合は制御盤内の場合と同様に、ケーブルを防水ボックスの外に伸ばして、防水ボックスの外にアンテナ(*1)を設置します。

*1)屋内用モデル付属品のアンテナは、ケーブルで延長して使用することはできません。
延長する長さに応じた技適取得済のケーブルタイプアンテナが別途必要になりますので、ご相談ください。

LTE電波強度の確認方法

CONEXIOBlackBearを設置する際に、LTE電波強度を設置位置選定時に確認します。簡易的な方法として、CONEXIOBlackBear本体のLTE電波強度のLEDを見ていただくことで対応が可能です。

もう少し詳細に電波強度を確認したい場合は、CONEXIOBlackBear本体で下記1行目のようなModemManagerのコマンドを入力して頂くと、下記2行目のようにsignal qualityとして0~100%の電波強度が表示されます。十分な通信品質を保つためには、この値が50%以上あることが望ましいです。

# mmcli –m 0 | grep “signal quality”
          |signal quality: ‘60’ (recent)

以上のように、CONEXIOBlackBearの設置方法について簡単に説明させていただきましたが、お客様環境を現地で確認させていただくなど、柔軟な対応をいたします!お気軽にお問い合わせください!


▼CONEXIOBlackBearについての詳細はこちらでご紹介しています。

  CONEXIOBlackBear | コネクシオIoTソリューション コネクシオは”海外利用可能”・”車載可能”な堅牢性、AI連携を想定したエッジコンピューティング・ゲートウェイ『CONEXIOBlackBear』を開発しました。IoTゲートウェイ|エッジコンピューティング|海外利用|車載利用|コネクシオブラックベア コネクシオ IoTソリューション


▼CONEXIOBlackBearを活用した事例も!IoT導入事例はこちらでご紹介。

  コネクシオ IoT導入事例 本コーナーでは、コネクシオ株式会社のIoTソリューションのプロジェクトの事例を順次ご紹介いたします。納入実績は、M2M黎明期から数えて20年以上、30万台を超えます。プロジェクト個々に課題があり、現場へ赴いて、一つ一つ検証しながら解決へと導いてきました。 コネクシオ IoT


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