CONEXIOBlackBearからLINEWORKSへメッセージを送信してみる
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今回は、当社エッジコンピューティング・ゲートウェイCONEXIOBlackBearからビジネスチャットツール「LINE WORKS」へメッセージを送信する仕組みと方法を一事例としてご紹介致します。
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LINE WORKSとは
皆様は、あの「LINE」にビジネス版があるのをご存知でしょうか?
LINEのような使い勝手で、導入したその日から誰でもすぐに利用でき、充実した管理とセキュリティ機能を有したビジネスチャットツール「LINE WORKS」です!
同僚やお客様とのコミュニケーションを円滑にし、ビジネスの推進を後押ししてくれるLINE WORKSですが、実はCONEXIOBlackBearともコミュニケーションすることができます!
CONEXIOBlackBear から一方的に定期連絡や緊急をお知らせするメッセージを送るだけではなく、なんとLINE WORKSからの問い合わせ(ユーザーからのメッセージ)に対してCONEXIOBlackBearが返事をすることもできます!
今回はIoTらしい活用方法として、温度異常を検知した場合にLINE WORKSでメッセージを送信するという例をご紹介します。
メッセージ送信の仕組み
メッセージをCONEXIOBlackBearからユーザーへ送信するためには、送信主となる「Bot(ボット)」の作成が必要です。BotとはRobot(ロボット)から生まれた言葉で、一定の処理を自動化するためのアプリケーションやプログラムを指します。
CONEXIOBlackBearがLINE WORKSに実装したBotへメッセージを送信するよう命令するためには、インターネットを経由してLINE WORKSの「API」へアクセスします。APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」の略称です。ソフトウェアやプログラム、Webサービスなどの間をつなぐインターフェースを指します。
センサー値の異常通知への活用
下図のような構成で、監視している温湿度センサーが取得した温度が一定値を超えると、LINE WORKSのBotに対してユーザーへのメッセージを送信するように命令を出すプログラムをCONEXIOBlackBearに搭載しました。実際に温湿度センサーへドライヤーをあてて熱を加えると、期待通り温度異常の検知メッセージをLINE WORKSで受け取ることができました!
いかがでしたでしょうか?
IoTの分野では障害が発生した時に通知する機能が便利です。お客様の環境やニーズに合わせてデータを監視したり、異常を通知することが可能です。
使いやすいコミュニケーションツールであるLINE WORKSで通知を受け取ってみませんか?
気になった方はぜひお問い合わせください!
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