catch-img

PLCとは? 遠隔監視の実現によるメリットを解説

近年、製造業ではAIやIoTによるデータ活用、設備機器の自動化など、スマートファクトリーの取り組みが推進されています。

そのなかの一つに、工場内の設備機器の制御に使用される“PLC”があります。PLCは、設備機器の制御のほか、データ取得や遠隔監視など、スマートファクトリー化に向けたさまざまな場面で活用が期待されています。

この記事では、PLCの基礎知識をはじめ、実現できることや製造業における活用メリットについて解説します。

目次[非表示]

  1. PLCとは
  2. PLCによるデータ収集で遠隔監視を実現
    1. 製造停止の防止
    2. 保全コストの削減
    3. 海外拠点を含む一括監視の実現
  3. PLCによる遠隔監視を実現するコネクシオのソリューション
  4. まとめ

▼おすすめの関連記事
製造現場の生産性向上を実現する工場の遠隔監視について


PLCとは

PLC(Programmable Logic Controller:プログラマブル・ロジック・コントローラ)とは、自動的に機械を制御する装置のことです。

機械に実行させたい動作をPLCにプログラムすることで、PLCに接続されたデバイス(出力機器)が、設定された条件・処理に従って自動で動作します。

たとえば、以下のように機械を制御できます。


▼ポンプ設備をPLCで制御する場合

  1. PLCにポンプ制御のプログラム(数値、動作、移送経路など)を記述する
  2. 各設備の貯水タンク内の水が一定ラインまで減少する
  3. ポンプが稼働し、貯水タンクへと水が移送される
  4. 貯水タンクに一定ラインの水が溜まると、ポンプが停止する


PLCによるデータ収集で遠隔監視を実現

PLCを活用することで、機械の制御だけではなく、PLCに接続した機械からのデータ取得が可能になります。

さらに、PLCとパソコンをインターネットで接続した場合、機械の稼働データをパソコンに送信して、遠隔地から稼働状況を可視化することも可能です。機械の遠隔監視には、次のようなメリットが期待できます。


製造停止の防止

機械の遠隔監視ができるようになれば、不具合や故障による製造停止の防止が可能です。たとえば、以下のように活用できます。


▼活用例

  1. 製造工程で用いられる温度調節器にPLCを接続して温度を遠隔監視する
  2. 設定した正常値から温度が上昇・下降した場合にパソコンにエラーが表示される
  3. 軽微な温度変動を検知して事前に修理・メンテナンスを実施できる

機械の稼働状況を遠隔監視することで、製造設備の予知保全を実現できます。また、製造停止によるコスト損失や不良品の発生、機会損失の防止にもつながります。


保全コストの削減

設備機器の遠隔監視は保全コストの削減にも寄与します。

たとえば、従業員が巡回して製造設備のメーター点検を行っているケースでは、以下のようにPLCを活用できます。


▼活用例

  1. メーターにPLCを接続して、データをパソコン内の管理システムに転送する
  2. 現場での巡回が不要になり、管理室や別拠点から点検を実施できる

また、設備機器の稼働データを蓄積・分析することで、修理・メンテナンスの頻度を最適化できるため、人的コストの削減にもつながります。


海外拠点を含む一括監視の実現

各拠点にある設備機器の稼働データを取得すれば、製造状況を一括監視することも可能です。たとえば、海外に製造拠点を持つ企業の場合、以下のように活用できます。


▼活用例

  1. 海外を含む各拠点にある設備機器・装置・メーターなどをPLCと接続する
  2. 稼働データを本部の管理システムに転送して一箇所に集約する

設備機器を一括監視することで、各拠点における監視・保全業務の負荷軽減につながります。


PLCによる遠隔監視を実現するコネクシオのソリューション

コネクシオでは、製造現場で使用されるPLCのデータを収集して、遠隔地から統合的な監視・管理ができる『装置機器の遠隔監視』というIoTソリューションセットを提供しております。

IoTゲートウェイデバイスに簡単接続設定機能を搭載できる“Smart Linkマネージャー”により、PLC経由で設備データの集約を実現。さまざまな機種のPLCに対応しているため、工場内・複数拠点の設備を一括監視することも可能です。

また、取得したデータは、自社サーバやクラウドサーバに転送して管理できます。PLCの取得データはVPN(Virtual Private Network :インターネット上の仮想の専用線)で転送されるため、セキュリティリスクを低減します。


▼このような場合におすすめ

  • 製造設備機器を遠隔地から監視・管理したい
  • 各拠点にあるPLCからデータを取得して、管理を一元化したい
  • 点検や保全活動を効率化・最適化したい


予知保全の実現、保全業務の最適化、監視・点検業務の負荷削減を目指したい方は、ぜひご活用ください。


まとめ

PLCは、機械を自動的に制御する装置で、機械に実行させたい動作をプログラムして動作を自動化できます。

また、PLC経由で設備機器のデータを取得することで、機械の遠隔監視も可能です。遠隔監視により、不具合や故障による製造停止の防止や保全コストの削減、拠点の一元監視を実現できます。

このように、PLCを活用してスマートファクトリー化を進めたいとお考えの方は、コネクシオの『装置機器の遠隔監視』ソリューションを導入してみてはいかがでしょうか。稼働の安定化や設備点検・保全の最適化を図りたいという方は、ぜひコネクシオまでお問い合わせください。

  装置機器の遠隔監視 コネクシオ株式会社|[Smart Ready IoT]は、センサーからゲートウェイ、通信、アプリケーションまでパッケージ化して提供いたします IoT|PLC|遠隔監視|装置機器の遠隔監視 コネクシオ IoTソリューション


5分でわかる!
Smart Ready IoTソリューションセットまるわかり大全
工業・農業・オフィス・車両・インフラなど、
各分野から抜粋した代表例をご紹介
ご質問やご要望はこちらから
お気軽にお問い合わせください

閉じる
最新イベント
製品情報
最新記事
サイト内検索