catch-img

製造現場の生産性向上を実現する工場の遠隔監視について

昨今、高齢化社会による人手不足や長時間労働など、製造業を取り巻く労働環境の改善は急務といえます。さらに、それらの課題と平行して官民一体で進められている働き方改革も企業が着手しなければならない重要な施策です。

現場主体の製造業が働き方改革を進めていくには、インターネットを通じて設備や機器をモニタリングする遠隔監視が欠かせません。この記事では、遠隔監視の必要性やメリット、システムを導入する際の注意点を解説します。


遠隔監視とは

遠隔監視とは、工場の設備や機器にIoTセンサーを取り付け、ネットワークを介して測定データを送信し、設備の稼働状況を監視するモニタリングシステムのことです。

現場に出向く必要がないため、複数拠点や遠方のエリアの設備機器においても効率的に監視・設備保守ができることが特徴です。


▼遠隔監視システムの導入事例は、こちらをご覧ください

  廃棄物処理施設でのモーター故障検知(京葉興業様) モーターの故障を検知することで現場のドカ停を起こさない。コネクシオが24時間365日稼働しているモーターの遠隔監視を実現しました。モーター|遠隔監視|事例|IoT コネクシオ IoTソリューション



遠隔監視の必要性

かねてより製造業では機械化が進められており、1人あたりの労働生産性は全産業と比較して高い水準となっています。日本国内のGDPの約2割を占めており、日本経済を支える基幹産業といっても過言ではありません。

しかし、慢性的な人手不足に加えて、長時間労働や就業者の高齢化といった課題を抱えています。また、近年は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響により、休業や生産の減少が発生しており、製造業の落ち込みも見られています。

今後も製造業が日本経済を支えていくためには、労働環境の改善や生産性の向上が不可欠で、その手段として期待されているのがIoTの活用です。

IoTを活用したビジネスモデルへの変革によって、深刻化するさまざまな問題を解消し、日本の産業を成長させていくことが求められています。なかでも、遠隔監視は働き方改革のテーマである生産性の向上はもちろん、コロナ対策に効果が期待できるとして関心が寄せられています。

出典:経済産業省『第1節 デジタル技術の進展とものづくり人材育成の方向性』/『我が国ものづくり産業が直面する課題と展望



遠隔監視がもたらすメリット

製造業がビジネスモデルを変革する第一歩として挙げられるのが、工場設備の遠隔監視です。主なメリットとして以下の3つが挙げられます。


①省人化

IoTを活用した遠隔監視は、監視業務の省人化に役立ちます。

監視業務のためにスタッフを常駐させる必要がなくなるほか、遠隔地にある工場の稼働状況も直接出向くことなく確認できます。

人的作業の工数を削減でき、現場を少人数で工場を運営することが可能になります。


②見える化

遠隔監視は、設備やシステムからデジタルデータを取得して状況を可視化します。一定の間隔でデータを自動測定するため、製造プロセスや稼働率などの把握が可能です。

突発的な異常も速やかに検知でき、異常発生から対応までのリードタイムを短縮。状態変化の傾向をつかみやすくなるため、経営判断のスピードアップにもつながります。製造トラブルの回避や正確性の向上のためにも、遠隔監視が役立ちます。


③低コスト化

遠隔監視は、作業者が行ってきた監視業務を自動化するため、人件費をはじめとしたコスト削減にも役立ちます。常時監視を導入した企業では、故障前のデータを分析して訪問前に故障箇所を特定できます。

また、常に機器の状態や変化の傾向を把握すれば、故障や不具合発生前に予兆保全も可能です。遠隔地への出張コストを削減できるほか、突発的な生産ラインの停止などを防止します。


▼コネクシオのloTソリューションの導入事例は、こちらをご覧ください

  生産設備製造業の事例 | コネクシオIoTソリューション 当社サービス「Smart Ready IoT」等を活用し、生産設備機械の予防保全システムを構築。不稼働時間をなくし、商材の付加価値を向上した事例をご紹介します。 コネクシオ IoTソリューション



導入する際の注意点

すでに多くの工場で遠隔監視は導入されていますが、既存の設備によってはデータの形式やネットワークプロトコルが異なり、データを集約できない場合もあります。

また、常にインターネットに接続した状態となるため、セキュリティ対策も不可欠です。近年、工場の設備や機器もサイバー攻撃の対象となっているため、強固なセキュリティが重要といえます。

導入する際は、さまざまな設備に対応しつつ、セキュリティを確保できるソリューションを選択することが大切です。

コネクシオは、さまざまなメーカーに対応できるIoTゲートウェイとセキュアなネットワークをセットにしてご提供しております。ネットワークをVPN化するため、安全性の高いネットワーク通信ができるのも特徴です。工場の遠隔監視に向けてIoTの導入を検討している方は、コネクシオの遠隔監視の活用をご検討ください。


▼コネクシオの装置機器の遠隔監視については、こちらをご覧ください

  装置機器の遠隔監視 コネクシオ株式会社|[Smart Ready IoT]は、センサーからゲートウェイ、通信、アプリケーションまでパッケージ化して提供いたします IoT|PLC|遠隔監視|装置機器の遠隔監視 コネクシオ IoTソリューション



まとめ

製造業の労働環境の改善やコロナ対策が求められるいま、効率的かつ非接触で現場を監視できる体制が必要です。

遠隔監視を導入すると現場に出向かなくてもリアルタイムな稼働状況を把握でき、スピーディな対応が可能になります。

また、夜間・休日の勤務や遠隔地への出張が不要になり、コスト削減に役立ちます。

コネクシオでは、遠隔監視システムをはじめとした各種IoTソリューションをご用意しております。製造業の生産性向上やコスト削減にお悩みの方は詳しい資料をご覧ください。


▼資料のダウンロードはこちらから

ソリューションセットご紹介資料

5分で理解できる!
Smart Ready IoTソリューションセット
ご質問やご要望はこちらから
お気軽にお問い合わせください

リモートメンテナンスとは? 導入の利点や懸念事項を解説

2021-06-07

新型コロナウイルスの影響により一気に広がりを見せたリモートワーク。製造業も例外ではなく、工場の設備や機器のメンテナンスにおいても人の接触を避けつつ、遠隔地から対応できることが求められています。本記事では、遠隔地から設備・機器の保守管理を行うリモートメンテナンスについて、その利点や導入の際の懸念事項を紹介します。

製造現場の生産性向上を実現する工場の遠隔監視について

2021-06-07

昨今、高齢化社会による人手不足や長時間労働など、製造業を取り巻く労働環境の改善は急務といえます。現場主体の製造業が働き方改革を進めていくには、インターネットを通じて設備や機器をモニタリングする遠隔監視が欠かせません。この記事では、遠隔監視の必要性やメリット、システムを導入する際の注意点を解説します。

5Gについて

2021-05-06

製造業のIoT化が注目される理由とは? 背景や導入のメリットを解説

2021-03-26

世界的な広がりを見せた新型コロナウイルス感染症の影響により、あらゆるシーンで“非対面”や“非接触”が求められるようになりました。こうした状況で関心が寄せられているのがIoT。本記事では、製造業のIoT化が注目されるようになった背景や、導入のメリットを紹介します。