拡張ボードでCOEXIOBlackBearに機能追加してみる
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当社IoTゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」 にこんな機能があれば採用してみたい、この機能を追加したいが自社での開発ができず困っているとお考えのみなさま。CONEXIOBlackBear本体には、標準でDI/DO拡張ボードが内蔵されており、開発設計することによって機能を追加することが可能です。
今回は、新たな拡張ボードに追加機能を実装するまでの設計~製造までの開発内容例をご紹介します。
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拡張ボード設計の流れ
要求仕様に対して、以下のような手順にて、回路設計、基板設計を行うことができます。
1. 部品選定
要求される機能に対して、適切な部品選定を行います。また、この部品を使用して機能拡張をしたいというご要望がございましたらご指定頂いても問題ありません。
2. 回路設計
選定した部品より、回路設計を実施を実施します。OrCAD、Altium Designer等、回路設計専用のCADを使用して設計することができます。ご指定のCADを使用して設計することも可能です。
3. 基板設計
拡張ボードの基板サイズ検討および部品の配置検討を行い、基板設計を行います。外部I/Fについては、下図の点線枠の範囲内となります。
試作機の製造、評価試験
設計したボードの製造および、評価試験を行うことができます。
1. 試作製造
試作機を製造し、機能評価/信頼性試験を実施します。
※ 量産機につきましては、使用される環境や台数等の対応が必要となりますので、別途ご相談ください。
2. 設計評価・信頼性試験
【設計評価】
回路/基板設計内容より評価内容を検討し、試験項目を抽出
【信頼性試験】
環境、電気、EMC、EMI試験の実施項目を検討
※ ご提示いただいた試験の実施検討も可能です。
ボード開発、受託開発について
PoC、量産開発を検討しており、「CONEXIOBlackBearで機能追加や拡張がしたい」、「この機能が無いから使用を諦めていた」など、機能拡張を実現したいというご要望がございましたら、ぜひご相談ください! 拡張ボードの開発をお客様ご自身が行う場合は、必要な設計情報をお渡しすることも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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