太陽光発電パワーコンディショナーの稼働データ取得と、
データ連携先である中央装置の指定形式へデータ変換プログラムの受託開発

東京都水道局 様
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/(外部サイト)

東京都水道局では給水所内に、環境に配慮した事業運営の観点から太陽光発電設備を設置しています。
電気本工事の一環で新設した太陽光発電設備のパワーコンディショナー(※以下:パワコン)の稼働データを、既存基幹システムの中央装置へ統合する為、システム設計(機器選定、各社との調整、プログラムの開発等)をコネクシオが担いました。

 

  • 太陽光発電設備設置の電気工事と同調しシステムを開発する必要があった(構成選択、開発期間調整等)
  • 稼働中の既存基幹システム仕様に合わせ、新たに設置した太陽光発電設備の稼働データ(電力量データなど)をデータ変換する機能が必要だった

 

  • リアルタイムOSの機器選定により、太陽光発電設備(PLC)からのデータを期待する処理周期で収集する事が出来た
  • 既存基幹システム仕様に合わせ、データを受け渡すことで稼働中の既存設備の改造量減=リスク減を実現できた

【導入サービス】
・リアルタイムOS機器(PLC)
・PLCプログラムの開発

新しく設置する太陽光発電のデータ収集、既存システムへのデータ受け渡し


東京都水道局では給水所内に、環境に配慮した事業運営の観点から太陽光発電設備を設置しています
太陽光パネルの設置に伴い、太陽光発電設備から取得できる稼働データ(電力量など)を同敷地内の浄水場データを一括で管理している中央装置へ統合したいとの要望が出ており、当該工事を請け負われる高野電気工業株式会社 様は検討/開発先を探されていました。

IoT開発の知見を活かし、構成/機器の選定~プログラムを開発


高野電気工業株式会社 様より依頼を受けたコネクシオは、これまでのIoTソリューション開発の知見を活かしたデータの収集を提案。複数あった開発先候補の中から、提案内容、費用面、これまでのIoT導入実績における信頼という理由で採用をいただきました。

コネクシオは機器関連の提供と、そのプログラムを開発。パワコンと中央装置の間に当該機器を設置する事で、新設の太陽光発電設備のI/F仕様(MODBUS/RTU)によって設備稼働データを収集、既存基幹システム(中央監視装置仕様:FL-NET)に変換しデータを引き渡す役割を担いました。
データ集約と共に、電力量の計測や逆電流の検出による異常値検出など、様々なデータを既存システムで確認できるようになりました。
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太陽光発電 パワコンからのデータ収集 構成図


コネクシオの開発領域
■リアルタイムOS機器のプログラムを開発
 ∟太陽光発電設備の稼働データを取得(MODBUS/RTU)
 ∟取得データを変換をした後、中央装置へ引き渡し(FL-NET)

太陽光発電の導入による電力消費量の削減と、環境配慮対応
データの取得/連携により状況の見える化が集中管理が可能


高野電気工業株式会社 様による太陽光発電設備の設置と、コネクシオが提供した変換器で、太陽光発電により電力消費量を削減するだけではなく、環境への配慮やデータの集中管理が合わせて行えるようになりました
集約した設備稼働データの活用例として、データの常時監視により機器の異常にも早く気が付くことが可能となります。

同施設内で稼働している既存システムへとデータの集約をすることで管理の煩雑化を避け、施設管理者にとっても負担の少ないソリューションの導入となりました。

環境対策の開発もコネクシオにお任せください


コネクシオでは、デバイスの選定・提供からアプリケーション・ソフトウェアの開発までを一気通貫でご提案可能です。
「すでに稼働しているIoTソリューションの一部を仕様変更したい」「既存のクラウドシステムにデータを連携したい」などございましたら、弊社にご相談ください。
これまでの知見と経験を活かし、お客様のIoTソリューションをよりよいものへ進化させるサポートをいたします。

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