社会インフラテック2018をレポート
CONNEXIO Smart Ready IoT ブログ担当 O です。
このページでは、IoT をキーワードとして各種コミュニティーやイベントについてレポートをお伝えしたり、IoT関連の時事ネタ考察等をご紹介していきます。
今回は、2018年12月6日~8日に東京ビッグサイトで開催され、コネクシオも出展致しました、社会インフラテック2018 についてご紹介します。
社会インフラテック2018への出展
コネクシオが培ってきたIoT技術を、インフラ保全などの分野にもさらに活かしていただきたいという思いがあり、出展と共に、他のブースも興味深く拝見させていただきました。
このイベントは、インフラメンテナンス国民会議 と 日本経済新聞社 が主催し、今回が初開催というイベントです。
展示会の主旨は、我が国が直面する喫緊の課題である、重要インフラの補修や老朽化対策と、少子高齢化問題などを併せて解決するための、新しいビジネスモデルや事例・ソリューションの紹介。
ゼネコン、建設コンサルタント、保守・点検・補修、ICT、電機など、インフラメンテナンスに関わる107社の企業・団体が出展していました。
社会インフラテック2018から、IoT関連の展示をご紹介
IoT系イベントとしての特徴は、
センシングデバイスや無線通信技術とセキュリティーについてや、
画像処理、AI、AR/VR技術といったソフトウェア技術と、
これらを複合的に用いたドローンシステムなどを、
具体的にインフラ保全などに役立てるユースケースや事例が一堂に会している事でしょう。
IoTの活用の実態がリアルに伝わる、興味深い展示会となりました。
例えば、システム計画研究所/ISP 様のブースでは、
カメラと画像処理エンジンを ロボットカー に搭載し、
道路やコンクリートなどのひび割れを点検する
「 ひびここ 」のデモで、ヒビ割れをほぼ瞬時に強調表示していました。
( しかも、元からの溝は殆ど検出しない! )
⇒同社の技術的な取り組みについては、情報発信サイト「技ラボ」にさらに情報があるとのこと。ぜひご参照ください。
http://wazalabo.com/
また、RIPRO 様のブースでは、
杭の中にセンサーと 無線通信モジュール を内蔵し、
地滑り等の発生時に通知する事の出来る、「 情報発信(センサ)杭」を展示されていました。
非常にコンパクトで、一般的な目印の杭と見分けがつかない程でした。
この他の企業でも、四輪電動コミューターや自走機能付き電動自転車など、海外の新しい交通手段を日本国内法に対応させた提案。
クレーン車で作業用ゴンドラを橋の下に吊す大型展示。
また、ドローンの着陸ポートに QRコード を使う提案など、各社から興味深い展示がなされていました。
来年も継続して実施されるそうですので、本ページをご覧の方で今回未参加の方は、ぜひ、視察や出展のご検討をしてみては如何でしょうか。
きっと、新しい発見がある事と思います。
※ 本投稿は担当ライターの個人的感想を述べるもので、
コネクシオ株式会社を代表する意思表示をするものでは有りません。