Linux

リナックス
用語の意味

「Linux」とは、WindowsやMac OSと同じOSの一種です。
世界中に無料で公開されているオープンソースのソースコードであるため、Linuxをベースに独自のOSを自分で開発することが可能です。開発したOSは自由に利用・配布ができるためビジネスでも広く利用されます。Androidスマートフォンで使用されている「Android OS」も、実はLinuxをベースに作られたOSのひとつです。一から構築するよりも速く、手軽にOSの設計ができます。

もっと深く語るなら

IoTの現場ではLinuxが広く利用されています。
インターネットを介して様々なモノを繋ぐIoTでは、モノの種類や用途によってあらゆる場面で個別のカスタマイズが必要になります。そこで、誰でも自由に使え、独自にカスタマイズが可能なオープンソースのOSであるLinuxが重宝されるようになりました。
過剰な機能を搭載していないぶん動作が軽いという特徴もIoTで利用されるひとつの要因です。例えばセンサーで測定したデータをリアルタイムで監視したいというような場合、遅延が少ないことは非常に重要になります。
また、工場などの現場は設置できる機器が限られるため、ハードウェアの性能が高くなくとも動くLinuxは重宝されます。エッジコンピューティングが主流となってきた現在の状況にもLinuxは強く関わっているといえるでしょう。

本キーワードと、コネクシオの関連は…

IoTゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」には「Yocto Project」によって最適化されたコネクシオ独自のLinuxを搭載しています。
「軽量化」「拡張型」を意識した、エッジコンピューティングに適した構成です。

関連ページ

■製品|CONEXIOBlackBear
https://conexio-iot.jp/serviceproduct/blackbear.html

■用語|エッジコンピューティング
https://conexio-iot.jp/glossary/edgecomputing