介護ロボット「kizkia-Knight」トイレ見守りサービスのゲートウェイ･プログラム受託開発

介護ロボット「kizkia-Knight」(きづきあｰないと)
トイレ見守りサービスのゲートウェイ･プログラム受託開発

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社様
https://www.mdis.co.jp/ （外部サイト）

三菱電機グループを代表するIT戦略企業として、幅広いフィールドのお客様へシステムを提供されている三菱電機インフォメーションシステムズ様は、介護施設の高齢者を見守る新たなシステムを開発されており、コネクシオはIoTゲートウェイとプログラム開発を提供致しました。

トイレの見守りサービスを提供するにあたり、狭い場所にも設置をしやすい小型ゲートウェイを探していた
設置自由度を上げるため、クラウドとの接続はワイヤレス通信が条件であった
実証実験に向けて、スピーディーなゲートウェイ･プログラムの開発が求められた

関係各社の役割分担を明確にし、各々の機器の開発、機器のプログラム開発を並行して行い、早期完成を実現
ゲートウェイ端末提供からシステムの開発まで一括で請け負う事でスピーディーなサービス展開につながった
納入完了後の保守対応によるアフターケアも実施

【導入サービス】
・IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT G3L」
・システム開発サービス
　-システム構成のご提案
　-開発・テスト
　-納入後の保守サポート

AI × 見守りサービス　kizkia-Knight（きづきあｰないと）とは

介護施設の居室もトイレもトータルに！
“kizkia-Knight”は、介護施設の入居者様が一人で過ごす時間が長い、居室とトイレをトータルに見守ります。プライバシーに配慮し、一人一人にあった質の高いケアを提供し、介護をする方の負担を軽減します。

「kizkia-Knight」の詳細はこちら
https://www.mdis.co.jp/service/kizkia-knight/（外部サイト）

介護施設の入居者様のプライバシーを考え選んだ赤外線センサーを
施設の設置条件に合わせ、いかにスピーディーにシステム化できるのか

介護施設では様々な入居者様が日常生活を送っています。施設では入居者様がストレスなく過ごせるよう、個人のプライバシーを尊重した対応が必要です。また、介護職員によるこまめな介助が必要となるものの、人手不足の現場では対応をしきれないケースが出てくる可能性があり、介護職員の負担軽減が急がれます。
そこで三菱電機インフォメーションシステムズ様が開発を進めたのが、AI×見守りサービス「kizkia-Knight」でした。介護職員のスマホで、体調が気になる入居者様の様子の確認や、転倒を検知した場合の通知を受け取ることが可能になります。
このシステムには、入居者様へのプライバシーに配慮し、人の顔や衣類着用の有無がわからない赤外線センサーを採用。また、現場への設置が簡単なワイヤレス通信が選定されました。

赤外線センサーの情報を適切に処理し、クラウドに上げることができるコンパクトかつプログラマブルなゲートウェイとして、コネクシオはArmadillo-IoT G3Lを提案。さらにコネクシオはArmadillo-IoT G3Lの開発について知見を持っている事から、ゲートウェイ端末の提供と共にプログラムの開発までを三菱電機インフォメーションシステムズ様より依頼頂く事となりました。

IoT開発の知見を活かし、最適なシステム構成の提案
納入後のサポートも迅速に対応

今回のシステムで使用したIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT G3L」は、コネクシオとアットマークテクノ社の共同開発製品であるため、本製品に関する豊富な知識と技術を活かしてアプリケーションを構築できること、およびセンサーデバイスおよびクラウド側との連携においてもこれまでのノウハウを生かして運用上の課題を予め想定した通信仕様にすることで、三菱電機インフォメーションシステムズ様の求められていたゲートウェイ機能をご提供することができました。

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トイレ見守りサービス　kizkia-Knight T　構成図

コネクシオの開発領域
<システム開発>
IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT G3L」内のデータ処理プログラムを開発
■IoTゲートウェイ周辺のシステム構成提案
■対象のセンサーデバイスからデータを取得し、kizkia-Knightクラウドシステムへ送信するプログラムを開発
■接続が途切れやすい環境下での利用を想定しWi-Fiの自動復旧に対応

見守りシステムをトイレに設置する際のイメージ

参考：https://www.mdis.co.jp/service/kizkia-knight/thermal-sensor.html　(外部サイト)

　プライバシーに配慮した高齢者の見守りが可能に

トイレは人間の尊厳に関わる場所でカメラ等を設置できないため、これまではそばに介護職員がいるかドア越しで見守っていましたが、入居者様にとってはかなりストレスになっていました。
IoT技術を活用した「kizkia-Knight」の導入により、スマホで確認して必要があれば駆けつける、または転倒を検知したら駆けつけるという、プライバシーに配慮した見守りが可能になりました。

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