SoC ( System On Chip )

ソック, システム・オン・チップ
用語の意味

SoC とは「System On Chip(システム・オン・チップ)」の略。小型コンピュータ用の主な部品で、一つのチップ内に殆どの主要機能をまとめたものです。
CPU をはじめLTE・WLAN などの通信機能や、GPU ( 映像出力 ) 、DRAM などが1つにまとめられています。

もっと深く語るなら_

SoC はかつてPC分野では広く用いられる部品ではありませんでした。CPUメーカーがを試みを重ねたものの、ノートパソコン程のサイズでは仕様の自由度が下がり、器用貧乏な性能になる欠点が目立ったためです。
現在ではスマートフォンの登場によりSoC が普及し、高性能・高機能化を極め、PCを上回る性能をも実現しています。
また、スマートフォンは冷却機構の組み込みが困難でバッテリー容量も小さいため、高い性能と低消費電力・低発熱が両立されるようになりました。この技術の発展が現在のIoTの礎となっています。

本キーワードと、コネクシオの関連は…

エッジコンピューティングゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」には「i.MX6Quad」というSoCを搭載しています。
Quadコアで並列処理が可能なため、エッジでの高い計算能力でリアルタイム性向上、通信料削減が期待できる製品です。

またコネクシオは、通信機器に関する自社のノウハウとArmadilloの技術を組み合わせた共同開発製品「Armadillo-IoT G3L」を発売しています。
その他の特注開発についても、ベストプラクティスな組み合わせのトータル提案が可能です。

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■製品 CONEXIOBlackBear

■製品 Armadillo-IoT G3L