太陽光発電パネルの遠隔監視で
サービスの高性能化・低コスト化   

~サービス向上と運用の効率化を実現~
株式会社サニックス 様
株式会社サニックス 様は、太陽光発電設備の遠隔監視サービスを高品質・低価格で提供したいというニーズをお持ちでした。
本事例では、当社取扱いIoTゲートウェイをお客様のご希望に合わせてカスタマイズし、
サービス開発にお力添えさせていただいたケースをご紹介します。

  • 機会損失につながる太陽光発電設備の異常を
    早期に発見したい
  • サービスをより低価格で提供したい

 

  • コストを抑えて、希望するサービスを実現
  • 高性能・量産化
  • サービス品質の向上

 

【導入サービス】
・Smart Ready IoTソリューションセット
・Armadillo-IoT G3L

課題


株式会社サニックスでは、販売する太陽光発電設備に対して、遠隔監視サービス「サニックスアイ」を開発。
その際に、高性能・低コスト化を実現できる方法をお探しでした。
太陽光発電は長期運用ですので、経年劣化や不具合により、予測していた発電量を得られなくなる事があります。
また、落雷等の自然災害により突発的に故障してしまう事もあり、遠隔地では発見が遅れて機会損失になることも。

そこでサニックス社では、販売先であるお客様(事業主様)に、異常の早期発見と迅速な対応、及び発電状態をリアルタイムで確認いただくサービスを提供したいというニーズがありました。
さらに、エンドユーザに質の良いサービスをより低価格で提供することが求められます。コスト面に加えて、高性能かつ量産化・安定供給が可能な機器をご希望されていました。

選定理由


①仕様がマッチしていた
太陽光発電システムに使用されている「RS485」規格をそのまま利用できるハードウェアであった。
太陽光発電設備に設置する各種センサーデータをインターネットに送信するゲートウェイとして、
コネクシオが得意とする
Armadillo-IoTゲートウェイG3Lを採用。
G3Lは、リーズナブルな価格でありながら高性能。また量産化のための安定供給が可能です。

②BTO
『Armadillo-IoTゲートウェイG3L』を、小ロットから希望の構成にBTO※できるのはコネクシオだけであった。

③知見を活かした開発
コネクシオが過去20年に亘って培ってきたM2Mの知見を活かし、シンプルかつ安価で、早期に開発できたこと。
加えて、量産化に準拠した仕様をご提案できたこと。

※BTO(Build to Order、ビルド・トゥ・オーダー)…お客様の希望する目的に合わせた仕様で部品を組み合わせて販売すること

解決の手法

<実施内容①>
■パワーコンディショナー(PCS)→RS485→ゲートウェイ(Armadillo-IoT G3L)の流れでデータ取得

<実施内容②>

ネットワーク(LTE)回線でデータをサーバーへ送信

<実施内容③>
監視アプリケーションでデータ確認・異常を通知

SANIX EYE WEB画面


SANIX EYE:HOME画面

SANIX EYE:発電レポート

SANIX EYE:発電レポート

効果


①コストを抑えて、希望するサービスを実現。高性能・量産化を達成しました。
②発電状況を遠隔監視することで、異常・故障を早期発見し、お客様の売電ロスを抑えるなど、サービスを向上しました。
こちらのサービスは、2019年3月時点で1,500か所でご利用いただいています。

【ご注意】
本システムは太陽光発電システムの販売事業者様による利用を想定しています。
個人のご家庭の太陽光システムには適しません。何卒ご了承ください。
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